読書記録 赤井三郎「オレの軍歌」
出来が悪い書評なので、折角なのでmixiのレビュー欄に書いてみた。
といってもmixiだけに書くのも癪なので、ブログにまず書いてみようと思う。
オレの軍歌
明日香出版社
赤井 三郎
1973
赤井電機創設者の自伝。
著者はこの本書いた直後に急逝されているのだが、
もうすこし長生きされていれば、もっと伝説を作っていたことだろう。
なお、タイトルで先入観を持ってはいけない。こともない、けどそんなこともない。
個人的には「清貧に甘んじるな」という、明治的清貧批判や、
今村事件における不渡りへの対応のエピソード、
「徴税思想と技術を変えよ」における政治論や腐敗する会社批判などの項目も面白かった。
ソ連があった時代、マル経や今はなき制度、田中角栄の日本列島改造論やインフレなどにも触れられていて、
30年以上前の本ではあるが、どれも現在に当てはめて考えてみても面白い。
今読んでも、なかなか痛快な武勇伝である。
帯裏では石原慎太郎がコメントしている。
日経朝刊の背中とか、この手の本が好きな人には結構おすすめ。
ちなみに、古本屋で探すより、大き目の図書館の閉架書庫で探した方が見つかりやすそう。
当時は結構売れたようで、初版から6日で4刷になっている。
私は近所の古本屋の100円ワゴンセールでたまたま見つけた。文庫化などはしていないようだ。
これはトリビアだが、明日香出版社の創業第一冊目の本でもあるそうだ。