見本市の季節だ。
CEATECに今年も行ってきました。
・スーパーハイビジョン
これは去年のNHK技研一般公開で初公開されたのだけど、今回は並ばなかったので見てみた。
なんか、ハイビジョンが欲しくなくなった。ハイビジョンが今では荒く見える。それくらい、すごく綺麗だった。
あれが出るまで普通のテレビでいいや。とか言ったら怒られそうだけど、正直そう思った。
コンピューターの進化は速いから、スーパーハイビジョンも意外と速く普及しそうな気がする。
ただ、本放送開始予定が2025年というのはちょっと遅すぎるんじゃないだろうか。
プレステが1994(平成6)年、PS2が2000(平成12)年、今年2006(平成18)年末にPS3が出る。
PS2でDVDが普及して、PS3でハイビジョンのBlu-Rayが使えるんだから、
次のPS4は2012(平成24)年くらいでも良さそうだし、そのころにはBlu-Rayの次の
スーパーハイビジョンディスクになっていても良さそうなものだ。
(もしかしたら2025年じゃなくて、平成25年の間違いだったりして)
スーパーハイビジョンは約3300万画素とのことだから、今の高級デジカメよりさらに上ということになる。
3300万画素のスーパーハイビジョンと、今のハイビジョンの間に、もうひとつくらい規格が出来るかもしれないかな
音声は、確かにすごかったけど、マルチスピーカーはやはり一般家庭では現実的じゃないと思った。
まずは映画館がお客さんなのかな。
・デジタル放送
必死だった。最近テレビCMでも必死だ。
前にも書いたが、今のままアナログとデジタルを共存させればいいのに、無理やりやめようとするから軋むんだ。
あの必死なテレビCMも、血税が直接的もしくは間接的につぎ込まれていたりするんだろうか。
海外メーカーが海外規格のデジタル放送機器を参考展示していて、日本のメーカーが心配になった。
そろそろ海外メーカーも地デジ対応チューナーを作れるようになってきたようだ。
ちなみに僕は、BSデジタルには賛成なんだが、いまいち普及してないようだ。
デジタルラジオは、もう商品化されてもおかしくないレベルになっていた。
デジタルラジオブースでは、5.1chサラウンドを盛んに売り込んでいたが、
どちらかというと、僕はHDオーディオのほうをやって欲しかった。
それにしても、HDオーディオは普及しないな。
・ソニー
ニュースでも叩かれるだけあって、散々だった。
QUALIAもなければ、AIBOもない。抜け殻のようなSONYは、
展示のセンスだけは良かった。いいのかそれで?
・松下
日本のメーカーで一番元気さを感じた。
104インチプラズマはさすがだった。
受注生産で一千万だったかな、買える人も少ないだろうけど、
あれが入る家も少ないだろう。
あれが普及価格帯になるころには、テレビは家電店でなく、
ハウスメーカーが売るものになるかもしれないと思った。
そうなったらマンションはたいへんだ。
いま必死に売ろうとしている新築マンションも、
大画面テレビに対応できないと、資産価値が、みたいなことを言われだすのかも。
ブロードバンド対応マンションみたいな感じで、
リフォーム屋の出番になるか、廃墟になるか
・PLC
いわゆる電力線通信
そろそろ日本でも解禁ということで、無線マニアの方がなにやら騒いでいるけど、
技術がその問題を解決すれば良いわけで、電力線通信をやらないように働きかけるのはどうかと思う。
文句を言うなら、ワイヤレスマウスにも言えって言うんだ。
私の使っているマイクロソフトのワイヤレスマウスは、FCCもVCCIも通ってるけど
短波放送にノイズが入る。ホイールをまわすと、ジジジ、という。
(私も短波は良く聞くほうだったりします。)
で、これがいいなら、PLCもいいんじゃないかと思う。
ちなみに、松下がいちばん頑張ってた。
NECと富士通は、PLCモデムに無線LANを付けるという、どうにも無駄としか思えないことをやっていた。
なお、これは家庭内LANの技術だそうで、ADSLや光と組み合わせて使うものらしい。
私は、電力会社がネットサービスをやるものだと思っていたが、そういう類のものではないようだ。
(これをやると、さすがに相当なノイズ元になってしまうらしい)
と、なると、通信インフラの選択肢が増えるわけではなく、ちょっと残念だ。
つまり、ブロードバンドの置き換えになるものではないわけで、ラストワンマイルとは関係ない
僻地のブロードバンドは、もっと頑張って欲しいもので、それの少しは助けになるとおもったんだけど、残念でした。
話は飛ぶけど、国は地デジなんかよりも、僻地ブロードバンドを重視するべきだと思うね。
・中国・台湾・香港・韓国
だんだん力がついてきて、いい意味で面白みがなくなってきた。
資金力のあるメーカーは、各国ブースではなく、独自でブースを出すようになってきた。
中国・台湾・香港は、(たぶん大体)同じ民族とはいえ、それぞれ傾向があって面白い。
代理店も着いてないような小さなメーカーは、もっと積極的に、そしてフレキシブルになんなきゃ、
とかちょっと思った。
中国ブースは、最終日、まだ昼過ぎぐらいなのに占めてしまっているブースが多かった。
商談が纏まったのか、それとも飛行機のチケットがぎりぎりなのか
素人客は相手にしても仕方がないと思っているのか、その背景が気になった。
あと、そろそろインドや南米・アフリカなどの勢力も見てみたい気がする。
・ルネサス
マイコンのデモがなかなかよかった。カートで自動車用ネットワークのデモをやっていた。
・そのほか
マックエイトは相変わらずで良かった。
今年の部品メーカーは、どうもこれといったのがみつからなかった。
あと、今年は学生が少なかった。
学校で無理やりこさせられるのも問題だが、
学校もいっぱいある幕張で、制服姿があまり目に付かないのは、ある意味不安でもある。
自分が制服を着てエレクトロニクスショウとか見本市に行ってたころはどうだったっけ。
とりあえず今回も、高校の後輩2人を連れて行ってきました。そのうちの一人のレポート
少しは役に立ったみたいで、良かったと思う。
来年はどうなるやら