歯ブラシと歯磨き粉の話

歯ブラシと歯磨き粉というのは、家庭にもよるが、
歯ブラシは一人一本、歯磨き粉は家族で一本、という家庭は珍しくない。
そこで、久しぶりのブログ更新は、歯ブラシと歯みがき粉の二刀流のおすすめの話にしてみようと思う。
歯磨きの考え方を紹介した上で、個人的におすすめの歯ブラシと歯みがき粉を紹介しようと思う。

人それぞれ、歯の歯質も、歯の形も、口内細菌も、歯の強さ弱さも、石灰化の傾向も違うわけです。
さらに言えば、朝の歯磨きで要求されるもの、夜の歯磨きで要求されるもの、
食べ物の種類によって要求されるもの、汚れの状況によって要求されるものはそのたびごとに違うので、
実は一本の歯ブラシ、一種類の歯磨き粉で済ませてしまうのは、ある意味もったいないと思う。

もったいないと書いたが、実際には、これは虫歯のリスクや予防とも大きく関係があると思う。
私はリーチな歯科医でもなければ、専門家でもないのであまり詳しく書いても所詮素人ではあるが、
とにかくいろいろ試してみて、人生長く生きてみて、やっといろいろわかったことがある。
これは、個人的な経験から、それは歯科医でも専門家でもない、一般人の立場からの報告である。

・夜の歯磨きと朝の歯磨きは別物である。
一日に何回歯を磨くかは、人によると思うが、最低2回磨く人が大半ではないだろうか。
昼磨く人や、食事の後ごとに磨く人、仮眠の前に磨く人、風呂に入る時同時になどいろいろいるとは思うが、
そういう3回以上磨くような人は、意識の高い人だと思うので、
歯科医や専門家同様、今回の記事を読んでも、あまり役に立たないかもしれないが、
夜、寝る前の歯磨きは、おそらく虫歯予防にとっても、健康な歯にとっても、最も大事なことだと思う。
おそらく、朝磨かないずぼらな人でも、夜は磨くのではないだろうか。

夜の歯磨きが大事なのは、歯垢を落とすこと、これは虫歯予防の絶対条件だ。
そして、歯の表面を整え、保護し、
寝ている間の再石灰化を促進させ、
口内細菌を良い状態に置くことだと思う。

歯垢の状態というのは、体質や食生活によってずいぶん変わるので、人によってそれぞれではあるが、
夜寝る前というのは、おそらく人間にとって最も歯が汚れている時間ではないかと思う。
そこでおすすめしたいのは、二段階に分けて歯を磨く事だ。
歯磨きにも、粗磨きと細部磨き、仕上げ磨きを分けて、出来れば歯ブラシも替える。
更には、歯磨き粉も替えるとなお良いし、本磨きも先磨きと後磨きに分けるのもありだと思う。
粗磨きでは、ざっと歯垢を落とす。
歯茎のマッサージという意味でも、比較的硬めの、毛が粗めの大きなブラシで、研磨効果の強い歯磨き粉で磨くと効果的だ。
粗磨きで大体の歯垢を落としたら、細部磨きだ。
歯間の歯垢を落とすのには、比較的毛が細かいブラシで、研磨剤の細かい歯磨き粉を使うと磨きやすい。
歯垢をほぼ落としたら、仕上げ磨きだ。
毛が細かい、大きめのブラシで、研磨剤が細かく、フッ素の配合が多めの歯磨き粉を使うと効果的だ。
ここでは3回に分けたが、人にもよるが、面倒であれば細部磨きと仕上げ磨きは、一緒でもいいかもしれない。
その場合には、仕上げ磨き用の毛先の細かい大きめの歯ブラシで、フッ素の配合が多めの歯磨き粉を使うといいと思う。
2日に一回とか、週に2回とか、日にちを決めて細部磨きを徹底する日を作ってもいいと思う。
虫歯のなりやすさは、人それぞれ、体質でなりやすい人、なりにくい人がいるので、
自分がなりやすいと思うのであれば、なるべく頻繁に、
なりにくいと思うのであれば、曜日などを決めて徹底的に磨くのもいいかもしれない。

そして、朝の歯磨きについて
朝の歯磨きは、朝食を食べてから磨くか、朝飯を食べる前に磨くもしくは朝食を食べない、両パターンあると思う。
朝ごはんを食べようキャンペーンみたいなのをテレビでやっているが、
人にはそれぞれ体質というものがあって、私は朝食を食べると、朝から眠くなったり調子が悪くなりやすい体質なので、
あのキャンペーンは迷惑としか言いようがない。まあそれはおいといて、
朝食を食べたあとに磨く人の場合、夜の磨き方に順じて、夜ほどは汚れていないと思うので、
粗磨きと仕上げ磨きだけか、粗磨きと仕上げ磨きを一緒にしてしまってもいいかもしれない。
やはり、粗磨き用の歯ブラシか、仕上げ磨き用の歯ブラシで、汚れに応じて歯磨き粉は使い分けると言いと思う。
正直、私はあまりあてはまらないので、各自研究してみてもらいたいと思う。
まあ、これに限らず、人それぞれに歯ブラシも歯磨き粉も、向き不向きがあると思うので、
相性が悪い場合にも、無理に使いきるまで新しいのを買わないのではなく、
磨き分けのためとかんがえて、他のより自分にあったものを別に購入するのもおすすめです。
朝食を食べる前に磨くもしくは朝食を食べないパターン、この場合、
そもそも歯磨きが必要なのかと言われてしまうかもしれないが、
やはり口臭とか、口の中がさっぱりしないとか、そういうのがあるので、
朝顔を洗うのと同じ感覚で磨く人が多いと思う。
基本的に、口を濯ぐくらいの気持ちで夜の仕上げ磨きを軽く、磨き過ぎない程度がいい。
歯肉マッサージをしたい人は、多少固めの歯ブラシで磨くのもいいかもしれない。

大事なのは、歯の表面を磨かれた状態にすることだ。
歯の表面がでこぼこだと、そこに歯垢が入り込み、虫歯ができやすくなるし、歯垢も付きやすくなる。
逆に言えば、しっかり歯が磨けていれば、歯垢がつきにくくなるのだ。
これを実感できるように磨くことができれば、この記事を書いた甲斐があるというものだ。

とりあえずおすすめの磨き方を紹介したので、次は歯ブラシと歯みがき粉のおすすめを紹介しようと思う。
歯ブラシも歯磨き粉も、あまり高いものは今回は紹介しない。
なるべく入手しやすいものを紹介しようと思う。

・粗磨き用おすすめ歯ブラシ
 ビトイーン レギュラー
 定番商品なので、どこでも売ってますし、値段も安いのがいいですね
 安いけど、いい歯ブラシだと思います。

・粗磨き用おすすめ歯磨き粉
 つぶ塩
 昔流行ったんですが、最近は薬局やドラッグストア行かないとなかなか見つからないかも
 類似製品はいろいろ出ましたが、元祖つぶ塩がいちばんいいと思います。
 歯茎にいいのは実感できると思います。

・細部磨き用おすすめ歯ブラシ
 GUMの柄が透明のコンパクトヘッド、先細シリーズ
 本当はこの中の更にパッケージの上が青いシリーズがおすすめなんですが、
 扱ってる店が多くはないのでとりあえず、柄が透明のシリーズでいいと思います。
 気に入ったら、パッケージの青いシリーズなどいろいろ試してみてください。
 ちなみに、GUMシリーズの歯磨き粉に関しては、
 つぶ塩とは逆の意味で、非常に相性が出るので、個人的にはあまりおすすめしません。
 好きな人は好きなんだけどね。

・細部磨き用おすすめ歯磨き粉
 クリアクリーンプラスホワイトニング
 これは粗磨き用・仕上げ磨き用に使ってもいい万能歯磨き粉です。研磨効果とフッ素分が高く感じますね。
 研磨剤が細かいので、非常につるつるに磨ける歯磨き粉です。
 ホワイトニングはあまり売っていませんので、見つからなかったら
 普通のクリアクリーンやクリアクリーンプラスもいいと思います。
 ホワイトニング系ではコストパフォーマンスも良くおすすめです。

・仕上げ磨き用おすすめ歯ブラシ
 デンターシステマ
 若干高めの歯ブラシですが、歯磨き粉との相性によっては「磨く」のには最強の歯ブラシです
 CMの歯周ポケットの表現は微妙というか、歯医者さんもそりゃねーよ、と突っ込んでたりしますが、
 歯ブラシとしての磨き性能が非常に良いので、おすすめの歯ブラシです。
 これも結構取り扱い店が多い歯ブラシですね。

・仕上げ磨き用おすすめ歯磨き粉
 Do+
 研磨成分はあまり強くありませんが、虫歯予防成分を売りにしている歯磨き粉です。
 あまり清涼剤が強くなく、癖も少ないので仕上げ磨き用におすすめです。
 (と、思ったら販売終了してたっぽい、かわりはOra2あたりかな)

よく、高い歯磨き粉どうなの?と聞かれるんですが、
特にホワイトニング系で言えば、個人的には高級歯磨き粉も、300円前後のものも、
あまり違いがわかりません。まあ、違いが分かる、出費が惜しくない人はどんどん買ってください。
私は正直、300円前後、高くても500円以内のものがコストパフォーマンスがいいと思ってます。

でもって、いきなり6種類も揃えると金もかかるし、邪魔だし嫌だなあ、と思う方は、
以下の組み合わせをおすすめします。
・歯磨き粉
 スミガキ
 ちょっと高いのと、ちょっと探さないと見つからないかもしれませんが、
 クリアクリーン以上に細かい研磨剤が効くので、磨かれた状態を知るにはいい歯磨き粉だと思います。
 磨いたあとのすっきり感もいいですね。
・歯ブラシ
 デンターシステマ
 スミガキやクリアクリーンとの相性は抜群です。
この組み合わせで、磨けた感を実感できたら、いろいろその先も試してみるといいと思います。

ちなみに、おすすめしないシリーズ
あえて書きますが、オススメしない理由は人を選ぶからです。悪いからではありません。
興味があれば、試してみることをお勧めします。合えばオススメ、合わなかったら残念。
・GUM歯磨き粉
 歯ブラシはオススメですが、歯磨き粉は上記にも書いたとおり、おすすめしません
 私の感じでは、歯質が強い人にはいいんですが、歯質が弱い虫歯になりやすい人には、
 どうも向いていない気がします。あと、研磨成分が入っていないのか非常に弱いので、
 歯磨きというよりクリームな感じです。
 個人的にはこの製品が売りにしている殺菌というのは、有用菌まで殺してしまうので、
 あまり好きではないというのもあります。

・ビオフェルミン
 歯磨き粉ではありません。
 もともとの使い方じゃないのでお勧めしちゃいけないのかもしれませんが、
 歯磨き粉に加えて磨くと、乳酸菌の効果で虫歯予防に効果があるという話があります。
 GUMの話を出したので、その逆の意味で、あえて出してみましたが、
 薬事法に触れるかもしれないので、自己責任でどうぞ。
 ちなみに、乳酸菌入り歯磨き粉というのもあるのですが、高価なのもあってまだ試していません。
 そのうち試してみようと思います。

・シュミテクト歯磨き粉
 これは、正直使い方を間違っている人が多いという意味で、おすすめしません。
 虫歯を放置して、歯磨きが痛いのがこれで解消されるという話を何度か聞いたからです。
 実際にどうなのかはわかりませんが、シュミテクト使う前に、
 まず歯医者さんで相談したほうがいいと思うので、あえて挙げてみました。
 
・高価なホワイトニング系歯磨き粉
 そもそも歯は白くないので、白くしようってのが間違ってるんです。
 クリアクリーンのホワイトニングを出しといてなんですが、元の歯以上に白くするのは難しいです。
 健康的な歯であれば、それだけで美しいですよ。
 気になる人は、タバコやめるとか、フォトショップで修正するとか、
 そっちの方向で考えるというのもありだと思います。
 メーカーには悪いけどこの手の歯磨き粉はボッタクリ感があるので、あえて書いてみました。

・喫煙者向け歯磨き粉
 いわゆるヤニ取り歯磨きです。研磨剤が強すぎるので、磨きすぎるおそれがあるので、
 よっぽどのヘビースモーカー以外にはおすすめしません。

見つかればおすすめシリーズ
なかなか売ってませんが、人によってはおすすめのシリーズです。
・サンスター ペリオ歯ブラシ
 これは歯科医院用の歯ブラシなので、あまり購入する機会はないかもしれないのと、
 やはり人を選ぶこと、磨き方を選ぶことで、寧ろオススメしないシリーズに入るのかもしれない歯ブラシです。
 個人的には愛用しています。これの硬めは、超硬いよ。

・キスユー歯ブラシ
 昔、「口臭でんわ」という、オカマしか出てこないひどくインパクトのあるテレビCMを流す歯ブラシがあったんですが、
 会社がまだあるのかわかりませんが、見かけなくなってしまいました。
 「口臭でんわ」歯ブラシ自体は結構良い商品で、このキスユーもそうなんですが、よくわからないイオン系歯ブラシといって
 イオンの力で歯磨き粉いらずで歯垢を落とすという、大槻教授に検証してもらいたい感じの謎な技術です。
 まあ、技術を聞くより使ってみるのが早いわけで、「口臭でんわ」の場合は電池も使わなかったのですが、
 キスユーは電池式です。電池式なのにモーターはついていませんし、動きもしません。
 柄の部分とブラシの部分が別体でブラシだけ交換できるようになっています。
 でもって、使ってみると、確かに歯磨き粉いらずでよく磨けるんですね。
 もしかしたらプラシーボなのかもしれませんが、個人的には磨ける実感があります。
 先ほど紹介した中では、細部磨きにオススメの歯ブラシです。価格も、さほど高くもないので良心的です。
 ちなみに、口臭でんわは、電池も使わずに同じ効果があってオススメだったのですが、
 売ってるのを全く見ないのが、大変残念です。
 
最後に、復活して欲しいシリーズ
・グリーンサンスター歯磨き粉
 昔葉緑素入りの歯磨き粉があって、うちでも使っていたのですが、知らないうちになくなってしまいました。
 あの独特の香りが好きだった。フッ素入りとかでグレードアップして復活してもらいたいなあ。

・口臭街道歯ブラシ
 さきほど紹介した口臭でんわの妹分(弟分?)で、製品の違いはよくわかりません。
 ネーミングセンスがどっちもひどいね、公衆電話と甲州街道からとったんでしょうけど。
 ある意味、あのCM、もう一度見てみたい…

他にも名前が思い出せない復活して欲しい歯ブラシとかいろいろあるなあ。
まあ、今日はこんなところで。

国際標準のデメリット、紙のサイズに思うこと。エコなB版を再評価すべき時期ではないだろうか。

近年、紙のサイズでB版を使うことが少なくなった。
以前は、本や雑誌のサイズでもB版は多かったのだが、十年ほど前にA版に変更する雑誌が増えた気がする。
その時に感じたのは、大きくなったことによる読みやすさや便利さよりも、大きくなったことによる取り扱い上の面倒さだった。
同じころ、企業でもB版からA版を使うことが増えたと思う。理由は詳しくわからないが、ISOとか認可とかそういう絡みがあったのではないかと思う。

最近のコピー・プリンター用紙売場を見ると、A4版が主流だ。以前はB5版だったし、B4対応のプリンターも出ていた。いまはA3だ。
PCで出力する際、A4で出しても、B5で出しても、結局同じものを印刷している場合がほとんどだ。
私は業務上も特に問題がないので、今でもB5版を使っているが、最近A5版を使ってみたが、さほど問題がないのがわかった。

A4からB5やA5に移行するメリット
・日本人にとって使いやすいサイズである
・紙資源の節約
・インクの節約
・輸送費の節約

A5は流石に小さいが、場合によっては意外と問題ない。むしろコンパクトで使いやすいくらいだ。
そして、A4はA5二枚としても利用出来るわけだ。
B4の使い方が、B5横見開きとして使われることが多いように、A4を横見開きとして使うのもいいと思う。
あえてデメリットをあげるなら、A5はA4のレイアウトのまま使うと字が小さくなるので、
高齢者には適さないかもしれないところくらいだろうか。その場合はA4かB5で印刷すればいいだけだ。
A4で出力しているものを、そのままB5で出力しても、問題ない場合は多いはずだ。

一番解せないというか、残念に思うのが、
B5やA5より、A4が一番安く買えるってことだね。
国際基準に合わせるのもいいけど、必要なところだけでいいと思う。
国際基準に合わせることで、不便になったり、環境によろしくなかったりするのなら、
無理に国際基準に合わせる必要はないと思う。

燃費運転のはなし 運転と最適化 あと、軽くなくなった軽自動車よりもさらに一回り小さい自動車の規格があってもいいんじゃないかという話。

軽自動車と二輪車の高速での制限速度が、80km/時から100km/時に上がってそろそろ10年経った。
というわけで、久しぶりの更新は自動車やバイクの燃費の話。

自動車は高速に乗った時の方が燃費が良いという話がある。
あれは、必ずしも正しくない。
時代毎の法定速度の変化は、自動車の設計に影響するので、
その車にあった運転というものがある。

どんな車・バイクにおいても、大抵間違いなく言えるのが、
・一番上のギア
・なるべく低回転
・なるべく定回転
この三つを守れば、大抵いい燃費が出る。
交通量の少ない地方で、夜間、信号の少ないバイパスなどでは、カタログ以上の燃費を出せる場合もある。
なお、燃費運転は多くの場合、車自体にもやさしい。燃費運転が出来れば、車はより長持ちするため、そういう意味でもエコだ。

詳しく説明してみる
一番上のギアは、厳密に言えば、ロックアップ付AT車においては一番上のギア且つロックアップ状態で、
CVT車においては最も高速なギヤ比の状態だ。CVT車の場合はエコランプが付いている場合が多いので、
ランプが点灯している状態は大抵最も高速なギヤ比かつ、燃費効率の良い回転数の状態のはずだ。
最近のCVT車は、その幅広いギア比のおかげで、同じモデルのMT車よりもカタログ燃費が良い場合が多い。
最新型のCVT車は、制御も良くなったこともあって非常に快適だ。
でも思うんだ。CVTでそのギア比が可能なら、段数も増えたMTでそれ以上のギア比は不可能なのだろうか、と。

ちなみに、加速についてだが、
発進から、一番上のギアに持って行くまで加速する際に、どのようにアクセルを開けるかに関しては、様々な意見があって、
割とスピードを出す感覚で、それなりに回転を上げてキビキビとギアを上げていき、なるべく早くトップギアにあげるパターンと、
じわじわ回転数を上げていき、自然にトップギアまで持っていくパターン、
この2種類を、交通状況や信号待ちで先頭にいる場合などで、使い分けることが重要だ。
状況が許せば、前者の気分的にも快適な加速がおすすめなのだが、それを許す交通状況は、なかなか多いとは言えない。
なお、この調節はAT車の場合は当然、自動でやってくれるため、アクセル開度だけがその調整手段になり、
ATのプログラムや学習のクセを読む力が試される。この機械との対話は面白くもあるが、
イージードライブのAT車も、燃費運転を極めようとすると、意外とMTより難しいのかも知れない。
まあ、どっちも慣れなのだけど。

ロックアップ付きのATでトップギアからさらにロックアップ状態に入る際には、車種にもよるが、一段ギアが上がったかと思う感覚で、
通常の変速時に比べるとごく弱いショックと、回転数の低下が感じられるため、慣れればわかると思う。
そういう意味では、AT車こそ、タコメーターがあったほうが、わかりやすい気もする。
MT車は、その車の最も効率のいい回転数がわかればその回転数に合わせるのが良いのだが、
それがわからない場合は、トップギアで走れるギリギリ下の回転数で走れば、大抵の場合は良い燃費が出るはずだ、
だが、交通状況は、その回転数・速度で巡航できる状況とマッチする場合は多いとは言えない。
なお、トップギア状態での可能最低回転数は、車種・エンジンや排気量によって、速度に随分差が出る。

なお、3つ目のなるべく定回転だが、
これは高速で燃費の良い理由の大きな原因だ。下道だと、地方のバイパスで燃費が良い理由でもある。
要は信号の少なさと、渋滞状況が定回転の持続に大きく関係するわけだ。
高速や地方のバイパスでは、これをやるのは簡単なのだけど、
さて、都市部の下道ではどうしたものか。
まあ、ここで神経を使って疲れるよりは、諦めて無理に考えずに運転するほうがいいかもしれない。
あえて言うなら、空いている道を選ぶことと、交通の流れ、先々の信号の動作をよく見ることだ。
これを実現するためには、ブレーキを踏んで減速し、再加速する無駄をなるべく少なくすればいいわけだ。
なお、これが出来れば、おそらく乗り心地のいい運転も出来るようになっていると思うし、そういう運転は、車自体にもやさしい。
あとは、運転する機会に、なるべく気を使うようにして、慣れていけばいいと思う。
ついでに言えば、
・ブレーキをなるべく踏まなくていいように無駄に加速しない運転
 赤信号が見えたら早めにブレーキかけて減速、ニュートラルに入れてなるべく惰性で止まる。
・2速発進
 荷重や車種にもよる。
・まめなオイル交換・タイヤ空気圧管理、しっかりとしたメンテナンス
 これは大事
これができれば、完璧?

車種について

設計が10年以上前の軽自動車や125cc以上の二輪車は、
トップギヤが現在のものより低速仕様なため、高速で100km時巡航をすると燃費が悪い。
つまり、100km以上のスピードが出れば、尚更燃費は悪くなるということで、
都市部の下道燃費と変わらないくらい落ちる場合もあるくらいだ。
古くても新しくても、多くの車は80〜100km位での巡航が最も燃費がいい、これは私の経験則だ。
トップギアで、効率のいい回転数で走ると、多くの車種で80km時くらいのスピードになるということでもある。
排気量に余裕があって、ギアの段数がMTで6段、ATで5段以上ある車とCVT車の場合は、
100〜120km/時くらいが燃費のいい速度の場合もある。外車、特にアメ車はこの速度だと意外と燃費がいい。
最近の車のカタログ燃費は、10/15モード燃費での燃費表記になるため、
以上の条件さえ満たせば、カタログ燃費以上の燃費を出すことは不可能ではない。
ちなみに、50cc以上125cc以下の小型二輪車も、上のと同時期に、制限速度が60kmになった際に、
マイナーチェンジなどで微妙にトップギアのギア比が変更されている車種があるので、時期によって最適速度が変わってくる。
一般的には、新しい車ほど、最適速度は速くなっていると考えていいと思う。
なお、50cc以上125cc以下のバイクの、具体的な最適速度は、50〜70kmですね。
まあ、このクラスは排気量小さいから、もっと回しても燃費は十分いいけどね。

でもって、本当に環境にやさしい車は、基本的に軽い車である。
多くの高級車は、大排気量で重いので、いくら排気ガスが綺麗でも、環境にやさしいとは言えない。
単純に計算すれば、同じ排気ガスの綺麗さであれば、有害物質はその半分の排気量の倍出ていることになる。
そのため、実際に燃費も良くはない場合が多い。
だが、高性能で快適な高級車は魅力的であるし、経済にとっては利益率の高い高級車の存在は大事なことだ。
日本車は、バブル期に3ナンバー車の税金が排気量基準に規制緩和されて、大型化した。
それまではクラウンでさえ、5ナンバーサイズで、多くが2000ccだった。
狭い日本では、5ナンバーサイズで充分なんじゃないかと思うことも多い。
もっと低排気量で、小さいサイズの高級車があってもいいのではないかと思う時がある。
そこに付加価値をつけるのが難しいのではあるけど、北米でプリウスが高級車から買い換えられたように、
低排気量車の高級車がもっとメジャーになっても、いいのではないかと思うことがある。

結局は、ヒト一人と荷物を、どれだけ少ない燃料で、どれだけ少ない環境負荷で運ぶか。これが環境性能だ。
現在の基準での環境性能は、燃費と有害物質の排出量ではなく、有害物質の割合で決められているため、
大排気量の大型車に有利になっている。まあ、前述の経済のことを考えると、これは仕方ないかも知れない。
税金もそれなりに負担することになるわけだしね。
でもって、本来の意味で、いま本当にエコなのは、回転数や馬力重視型ではないタイプの二輪車だろうと思う。
実燃費で言えば、原付から中型車までの多くの二輪車の実燃費は、ハイブリッド四輪車の実燃費の倍ほどは出る。
実用性も高いし、乗ったときの楽しさに関しても、二輪車は素晴らしいのだが、
いまの日本では、必要以上に危険なイメージが浸透してしまっているような気がしてならない。
仮面ライダーもバイクに乗らない時代らしい。メーカーももっとイメージアップに努めて貰いたいものだが、
イメージアップを担当するのが事実上広告代理店だってりするのも、そのミスマッチに関係してたりするのかも、ってのは意地が悪いかな。

日本人の経済状況の現在と、今後のモータリゼーションについて

個人的に思うのだが、いまの軽自動車とは別規格で、もっと小さい簡易自動車みたいなものが出ればいいのではないかと思う。
いまの軽自動車は、大きく、重くなりすぎたと思う。
前後2〜3列/1〜3人乗りくらいで、全幅1200x全長2500x全高1400/車重400kg/積載100kg/2気筒400cc|25kw(どれも最大)くらいの、
360cc時代の軽自動車より一回り小さいくらいのサイズの自動車規格があってもいいのではないかと思う。
少なくとも、原料の原価はかなり安くなるはずだし、軽ければ燃費もいいだろう。
これを、原価の割には利益率が出せる値段、それでも現在の軽自動車の売れ筋より若干安い70万くらいの価格で提供して、
現在の自動車用の1車線を2分割して真ん中に鎖線でも引いて、この小型軽自動車が横に2台走れるようにすれば、
道路の改造は必要になるとはいえ、置き換えが進めば渋滞解消なんかにも貢献するんじゃないだろうか。
高速は走れなくてもいいし、バイクと四輪の中間の、移動手段としてどうだろうかと、以前から思っているが、まあ妄想です。
地方では、二輪車が四輪車の代替になりづらい地方も多い。降雪地帯がその代表だ。
環境立国を目指すのであれば、そろそろ自動車に関しても、こういうダウンサイジングが見直されてもいいんじゃないかと言う気もする。
北米にとって、日本車自体がひとつのダウンサイジングだったように。
シトロエンの2cvとか、スバル360とか、初代ホンダトゥデイとかいった車を見ると、
これでもよかったのに、と思ってしまうことがある。2cvなんて乗り心地だって素晴らしいし。
実際、バイクはスーパーカブだって、それこそ充分なわけです。いわゆる「最小限的」な考えかな。
それに対して四輪は、シンプルなのは軽トラくらいか。
ああ、でも70万じゃ無理だろうか。とは言え不思議なのは、
最近では400ccのバイクのほうが、軽トラよりも高かったりするという不思議な状況で、まあ、出る数が桁違いに違うんだろうけど。
バイクがあの値段で軽トラがあの値段なんだから、不可能ではないと思う。軽トラのエンジンですら4気筒なのにね。
むしろ、軽トラのエンジンでバイク作ったら、安く出来たりしないんだろうか。無理か。

ただ、こういうコンセプトに近い車は、実際にはたまに出ていて、売れずにこけているのが現実だ。どれも仕方なかった気もするが。
以前、ダイハツがミゼット2という車を出していたが、
あれは車種的にはトラックで板バネサスだったので乗り心地が悪く、トラックのため後輪駆動なので降雪地も多い日本海側で売れづらかった。
車両価格は安かったし、見た目的にも面白い車だったが、ちょっと我慢しなければいけないところも多かった。
いま、軽自動車を購入する層は、ワゴンRやムーブクラスの快適性に慣れているから、そのクラスの快適性がないと、難しいのかもしれない。
スズキのツインという車もあったが、やはり売れなかった。
これらに共通するのは、車内で仮眠を取るのに向いていない車だったということだ。
軽トラもそうだが、背もたれを倒して、横になって寝られることは、大事なことだ。
運転をしていると、やはり疲れる。手っ取り早く疲労を回復するには、仮眠を取るのが一番だ。
そこで思う。バイク程度のサイズで、前後二人乗りで、一応フルフラットになって、人を載せないときには荷物がのればいいんじゃないかと。
自動車としては、高速時の安定性を出すのが難しいかも知れないが、高速に乗れる必要はないし、
こういった規格があれば、軽自動車とは別の価値が出るんじゃないかと、勝手に思っている。
事故ったら危ない?それは軽だってバイクだって同じこと。

今の技術で作れば、この規格で普通に100km/時で高速巡航できるものを作ることだって不可能ではないと思うし、
こういうのがあれば、以前に比べて大幅に収入が落ちた多くの日本人庶民にとっても、また車が求めやすくなると思う。
電気自動車用にも面白いんじゃないだろうか。

まあ、素人考えの妄想論でしかありませんけどね、最後の超軽自動車規格ってのは。

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