Bluetoothの欠陥は、WirelessUSBで解決されるだろうか
マウスが壊れたので、いい機会なのでBluetooth対応のマウスにしてみた。
だが、残念なことに、Bluetoothはまだ地雷だらけということに気づく結果となってしまった。
Bluetoothワイヤレスマウスのいいところは、
PCにBluetoothが内蔵されていれば、レシーバーが不要だということだ。
購入したマイクロソフトのBluetooth対応マウスには、
なぜかBluetoothではない規格のレシーバが付属していて、
マウスも両方の規格に対応している。
Bluetoothで使うときには、マウス本体裏にあるスイッチをBluletooth側に切替え、
Bluetoothモードで使う必要があるのだが、
なぜ、Bluetooth専用ではないのか。
結論から挙げてみる。
・Bluetoothマウスでは、ホイールのチルト機能が利用できない。
・Bluetoothマウスでは、マウスの左右ボタン・ホイールボタン以外のボタンが利用できない。
・Bluetoothマウスでは、メーカーのマウスドライバが利用できない。
いろいろとトホホな感じだ。せっかくの高機能マウスなのに…
この原因は、マウスでもマイクロソフトでもなく、
Bluetoothの現行規格そのものにあるようで、
マウスやBluetoothチップやドライバのメーカーに関係なく、上記の機能制限は起こるようだ。
これらの点から、マイクロソフトはBluetoothにも対応する多機能マウス、という製品にしたのだと理解した。
これだけで済むなら、まだ良かった。
以前から利用していた、A2DP対応のBluetoothオーディオレシーバと同時に利用すると、
マウスのカーソルがピョンピョン飛ぶは、オーディオはプツプツ切れるは、
QoSという概念がないのだろうか。帯域の問題もあるかもしれない。
だが、これでは使い物にならない。
最近はネットブックなどで、Bluetoothを内蔵するものも増えたし、
Bluetooth対応のデバイスも、全般的にずいぶん安くなってきたと思う。
だが、PCの周辺機器用規格としては、いろいろ無理があるように感じる。
携帯のワイヤレスヘッドセット用の規格としては良いと思うが、
やはり、PCにはPCの、WirelessUSBなどの規格が必要なのだろうと思った。
もうむしろ、WiFiにWirelessUSB被せちゃえばいいのにって気もする。
11a/gの速度があれば、USB1.1レベルでなら問題ないだろうし、
その程度の速度で充分な機器も多いと思う。それ以上なら、11nもあるわけだ。
とりあえず、こんな融通の利かないBluetoothの3.0なんぞを待つよりは良いと思う。
USB3.0は冗長なコネクタで微妙だし、
どうせ-eSATAの高速代替用くらいにしか使われないだろう。
上記のBluetoothの欠陥がWirelessUSBで解決されているのかはわからないが、
もし問題ないようなら、USB3.0は後回しでもいいので、
早いところWirelessUSBが普及してくれたほうが、
経済効果も大きいのではないかという気がした。
開発メーカーの一社である東芝も含め、国内メーカーがBluetoothに積極的で無い原因がわかった気がした。